キッチンの開放感のマイナス点

住まいを新築する時、最近は、明るく、開放的な居住性を求めて、LDKをワンフロアにしたり、一部を吹き抜けにしたりします。確かに、細かく間仕切りをしなければ、居住空間を広く使うことができます。しかし、問題は、キッチンが開放的なことで、リビングやダイニングに炊事をすることで発生した水蒸気や油煙が広がっていくことです。もちろん、キッチンには、水蒸気や油煙を換気してくれる高性能な換気扇が設置されていますが、完全に換気することはできません。住まいを開放的にするには、間仕切りをできるだけ少なくした方が良いのですが、部屋にはそれぞれの役目があります。キッチンを開放的にすることで、マイナスになることも多々あります。
私の友人が住まいを新築する時、そんなに広い敷地を確保することができませんでした。それでも、限られた空間をできるだけ広々と使うためには、必要な耐力壁以外の間仕切り目的の壁をできるだけ少なくするようにと考えました。つまり、LDKをワンフロアにして、キッチンを対面式のI型キッチンを設置しました。彼女は、高性能な換気扇があるので大丈夫だと思っていましたが、特に、冬の鍋や焼き肉などをした時、どうしても、リビングに水蒸気や油煙が流れてしまいます。本来、リビングは家族が集い、くつろぐ空間であり、来客があった場合、接待することもあります。そのため、ダイニングやキッチンと間仕切りして、独立させておく方がよいです。
しかし、実際に生活し始めなくては、油煙や水蒸気の流れもよくわかりませんでした。普段は、ワンフロアにしていても、あまり問題ではありません。しかし、夕食の時には、間仕切りしたいので、壁でなく、可動式の間仕切り戸を設置した方が良かったと反省しています。冬になるまでには、可動式で、光を遮らない半透明のポリカーボネイト製の間仕切り戸を設置したいと思いました。

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リフォームに挑戦する前に知っておきたい事

住宅の老朽化は避けて通れないものですが、安易に住みかえたり立て替えたりすることが出来ないのもまた事実。古い住宅街などでよくあるのが「建て替えるとなるとセットバックしなければいけない」というもので、宅地面積が狭くなるのを理由に、建て替えはしないという方も多いようです。また、子供が独立したから住替えたい・・・と考えても建物の価値はほぼ無いし、土地代だけとなると老後の生活も心配。ともすると今の住宅を画期的に活用する方法が一番ということでリフォームを選ぶようです。
住宅のリフォームは思い立ったらすぐに取りかかることが出来るものではありますが、最低限知っておきたい事がいくつかありますのでご紹介します。そもそも「リフォーム」と一口に言っても内容は多岐にわたります。耐震を目的にしたリフォームもありますし、躯体(柱など)の老朽化部分を交換・修繕するようなリフォームもあります。また人気があるキッチンやバスルームのリフォームも同じ「リフォームで」ではありますが、内容が大きく異なるのがお分かりになるでしょうか。
リフォームする前に、まずご自分がどんな希望を持っているのかを知ることが大切です。生活する上での利便性を高めたいのか、住宅の老朽化に対するメンテナンスを重視するのか、断熱や気密性など機能性を高めたいのか・・・・目的ごとに必要な工事が大きく変わるほか必要経費、工事内容にも差がでてくるのです。例えば壁面や床面の断熱材を入れる工事となると、一度壁や床を全てはがす必要がある大がかりな工事になります。これは工期が最も長いので注意が必要です。まずは住宅のどんなところに不満を感じているのか、というようなことから考えてみましょう。

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